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徳川美術館企画展「備前刀の系譜」

徳川美術館で開催中の企画展「備前刀の系譜」に行ってきました。


展示作品リストには名品が並んでいます。
※画像は徳川美術館のページからお借りしました

国宝 太刀 銘 正恒
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平安時代の作で、八代将軍吉宗が将軍を退く際、尾張家九代宗睦が拝領した一口。


国宝 太刀 銘 光忠
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長船派鎌倉時代の作
尾張徳川家三代綱誠(つななり)が徳川五代将軍綱吉から拝領した一口。


国宝 太刀 銘 長光
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長船派光忠の子供、織田信長の愛刀で、本能寺の変後、明智光秀が安土城より奪い、家老の津田遠江守重久に与えたという謂れあり。尾張徳川家へは、四代吉通が徳川六代将軍家宣より拝領した一口。


国宝 太刀 銘 国宗
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備前三郎の名で知られた刀工。尾張徳川家八代宗勝が、分家の高須松平家から本家・尾張徳川家を相続した折に持参した太刀で、もともと高須松平家初代義行が尾張徳川家二代光友から拝領した一口。

重要文化財 刀 無銘 一文字 名物 南泉一文字
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鎌倉時代の作で、室町将軍家-豊臣秀吉-秀頼-家康と伝えられた一口。


重要美術品 太刀(菊紋)菊一文字
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鎌倉時代の作で、徳川五郎太献上
後鳥羽上皇が諸国の刀工を集めて太刀を作らせ、茎に菊紋を刻ませたことから菊御作、一文字派の刀工が製作に当たったことから菊一文字とも呼ばれています。
駿河大納言徳川忠長(三代将軍家光の弟)から尾張徳川家初代義直に贈られた一口。


葵紋散螺鈿黄金造太刀拵え 小太刀 銘 吉用付属
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尾張徳川家初代義直所用と伝えられる豪華な太刀拵。儀式用として作られ、公卿の装束を着けた際に用いられた豪華な拵え。


この他にも数多く刀・太刀・拵えが出品されています。
本阿弥家の折紙が添えてあるものもいくつかありました。


徳川美術館では、江戸時代から一度も刃を研いだことがないのだそう。
そのため刃文が綺麗に出てはいないが、昔のままの刃の状態がそのまま残っているのだそうです。


平成25年7月21日まで開催中
ぜひ足をお運び下さい。



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