並河靖之七宝記念館
ヤマザキマザック美術館において「エマイユの煌き」展を見てから、ずっと七宝が気になっていました。
先日京都に出向いた際に、安藤重兵衛・林小伝治・涛川惣助といった日本七宝の先駆者の一人である並河靖之の旧邸「並河靖之七宝記念館」へお庭と作品を観に伺いました。
並河七宝は、東京の涛川七宝と共に「両ナミカワ」として欧米で高い評価を得ていました。
並河は有線七宝が得意で、内国勧業博覧会や万国博覧会で受賞を重ね、後に現在の人間国宝にあたる帝室技芸員となりました。
記念館内では「ときめきの七宝」と題して繊細であでやかな模様の七宝が多数展示されていました。
※平成24年7月22日で終了
おそらく現在このレベルのものを作れる職人はもういないのではないでしょうか…
また国からの依頼で勲章製作をしていた時期があり、その展示もありました。
並河邸と言えば、小川治兵衛による作庭でも有名で、こちらは撮影可でしたので写真を掲載いたします。

琵琶湖疏水から七宝研磨用の水を引いてきたことが、この辺りの近代的日本庭園群(南禅寺界隈疏水園池群)の始まりであったそう。

変わったかたちの蹲

石灯籠

修学院離宮の網代欄干をまねたもの

踏分石

町家作り(木戸奥は通り庭)
秋には「並河七宝の記憶」展が開催されます。
平成24年9月14日~12月9日
こちらも楽しみです。
京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388
先日京都に出向いた際に、安藤重兵衛・林小伝治・涛川惣助といった日本七宝の先駆者の一人である並河靖之の旧邸「並河靖之七宝記念館」へお庭と作品を観に伺いました。
並河七宝は、東京の涛川七宝と共に「両ナミカワ」として欧米で高い評価を得ていました。
並河は有線七宝が得意で、内国勧業博覧会や万国博覧会で受賞を重ね、後に現在の人間国宝にあたる帝室技芸員となりました。
記念館内では「ときめきの七宝」と題して繊細であでやかな模様の七宝が多数展示されていました。
※平成24年7月22日で終了
おそらく現在このレベルのものを作れる職人はもういないのではないでしょうか…
また国からの依頼で勲章製作をしていた時期があり、その展示もありました。
並河邸と言えば、小川治兵衛による作庭でも有名で、こちらは撮影可でしたので写真を掲載いたします。

琵琶湖疏水から七宝研磨用の水を引いてきたことが、この辺りの近代的日本庭園群(南禅寺界隈疏水園池群)の始まりであったそう。

変わったかたちの蹲

石灯籠

修学院離宮の網代欄干をまねたもの

踏分石

町家作り(木戸奥は通り庭)
秋には「並河七宝の記憶」展が開催されます。
平成24年9月14日~12月9日
こちらも楽しみです。
京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388